2013年5月23日木曜日

RaspberryPi で Canon EOS をコントロールする

この記事はまだ途中です。

Raspberry PIでCanon EOSのシャッターを制御します。
gphoto2というソフトがあり、こちらを使うとカメラのコントロールが行えます。
まずは、apt-getで試してみましたが、インストールされるのは少し古いバージョンでした。
そのため、EOS7Dは動作させられましたが、EOS KISS X7は動作しません。
EOS7Dで、以下を実行しました。
gphoto2 --capture-image-and-download
カメラとraspberryをUSBケーブルで接続し、上記コマンドを入力するとシャッターが押され画像がraspberryに転送されます。
ただ、画像転送できるのは1枚目のみ。ちょっと使えないかも。

やはり最新のgphoto2を使ったほうがよさそうです。

まずは、ソースを取得します。
で、ついでに2.5.2のRelease Notesを見ると、RaspberryPIについても記述があり対応しているようです。
さらに、EOS100D(Kiss X7)も対応とのこと!
以下を取得しました。
gphoto2-2.5.2.tar.gz
libgphoto2-2.5.2.tar.bz2
取得したソースを展開します。

インストール前にいくつか、必要なものを入れておきます。
sudo apt-get install automake autoconf
sudo apt-get install gettext libtool

libgphoto2からmakeしていきます。
 cd libgphoto2-2.5.2/
 env CFLAGS="-I/usr/local/include" CPPFLAGS="-I/usr/local/include"   LDFLAGS="-I/usr/local/lib" ./configure
エラーなく完了したら、次にmakeです。
 make
無事に完了したら、
 sudo make install
これで、とりあえずlibgphotoのインストールが完了しました。

次に、gphoto2をインストールしていきます。
 cd ../gphoto2-2.5.2/
 ./configure
とすると、popt.hが無いと怒られます。
 sudo apt-get install libpopt-dev

もういくつかの設定がありました。
 export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib

とりあえず、以下も。
 cd /usr/bin/
 sudo ln -s /usr/local/bin/gphoto2-config
たぶんいらないです。

これで、以下のように./configureをすると無事に通りました。
 ./configure --prefix=/usr/local/  --with-libgphoto2=/usr/local/

後はmakeです。
 make
 sudo make install
これで、インストールは完了です。

ただ、X7をつないでも認識してくれないです。。。なんでだろ?
もうちょっと調べてみます。